2015年 05月 27日
二回目の除草【特別栽培米】
三反の田んぼは水深が7~10cmほどあり、二反の田んぼは
5~7cmほど。水の深さが違う田んぼをそれぞれ試してみて思ったのが、
水は深いほうがいいということ。
この除草機は草を抜くことよりも、生えさせないようにするために
かける。土の上層をかき回して、トロトロの層を強制的に作る。
いわば、苗が植わっている状態で、代掻きを行っているようなもの。
それでも生えてきた草は、回転する歯で引っこ抜く。
と同時に、その歯で土を草にかぶせて埋めてしまう。
抜くだけでなく、埋めることも出来るのでとても
良いのだけど、苗が小さいと苗まで埋めてしまう。
それを防ぐために、苗の大きさに合わせて水深を変えること。
それと、除草機の浮きの高さを変えること。
していたため、少々水深が浅くてもそのまま決行した。
そのため、まだ小さい苗は埋め込まれるはめとなってしまった。
土を少しどけてやれば、ピンと葉を張るものの、これでは
草を抜いているのか、苗を埋めているのか分からない。
苗まで埋め込まれることを防ぐには、苗の葉先が水面にのぞく
ぐらい(この頃は10cmほど)に水を張り、そのうえで、
浮き(写真の白い部分)の高さを歯が土の中に2~3センチほど
入り込む高さに合わせる。この時、歯が地面に対して平行に
なっているか注意する。
そうすると、かき混ぜた土は苗の上からかぶることはなく、
かつ底の部分をかき混ぜることで草を抜く、あるいは埋め込みやすくなる。
偶然だけど、三反の田んぼではうまく除草・抑草効果を実感できた。
もう少し歯の位置を下げてやれば、もっと土をかき混ぜれたと思う。
次回は来週にもう一度かける。
今度は今日気付いたことを意識してやってみよう。