2015年 06月 03日
和同除草機をかける時の注意点二つ 三回目の除草【特別栽培米】
三回目の除草機がけを行った。
合計して今日で六回目となり、除草機をかけるのも慣れてきたかな
といったところ。それでも、一反に一時間以上はかかる。
これは機械の性能によるものだけど、三反田んぼでは
さらに時間がかかる。
ホタルイという草が大量に生えていて、除草機が
抜けきれなかったものを、いちいち機械を止めて引っこ抜いて
また始動を繰り返すはめになるので、一向に能率が上がらない。
抜けなかったものは放っておけば良いのかもしれないが、
この一株が作る種は何千とあるので、やはり気付いたものは
抜いておくに限る。
六回も除草機をかけて気付いたこと二点。
一つ目、毎回通り道を固定して除草機をかけること。
毎回微妙に一列ずれて、ターンの時に苗を踏み潰してしまう。
これは意識して毎回同じ列を通るようにしないといけない。
取説にはこうしたら良い、と書かれていてそのようにしているが
なかなかうまくいかず毎回少なくて二本、多くて四本ぐらい
踏み潰している。これでは、除草機をかけているのか、
苗を踏んでいるのか分からなくなる。
二つ目、田植えの時四条を一ブロックとし、そのブロックごとの
間隔を30センチ以上開けなければいけないこと。
この田んぼは四条ごとに植えてもらっているが、各四条ごとの
間隔が広かったり狭かったりする。
広いのはいいが、狭いと困ったことになる。
この除草機は左右に浮きがついていて、浮きの上下で土中に入る
歯の深さを調節できる。
で、間隔が狭いと、この浮きが容赦なく苗を押し倒し、かつ歯が
苗の上から押しつぶすように回転をするため、引っこ抜かれる。
いちばん右の歯は右回りのため、通常は条間を
通るのに問題ないが、苗の真上もしくは最寄を通る時は
その右回りの歯が苗をたたきつけるようになる。
浮きを上げて、土中に入る深さを浅くしていれば、あまり問題は
ないだろうが、今回のように草を抜くため、歯を深く土中に入れようと
する場合は、苗一列を無駄にしかねない。
以上二点、これから和同の除草機をかける方には気を付けてもらいたい。
どちらも取説に書いてあることなんだけど、失敗して
ようやく気付くね。
あと、除草機をかけるなら、除草機をかけやすいように
田植えをするのが基本だなと痛感。
他の工程にも言えることだけど、どこか一部変更する時は
全体を見直さないといけない。