2015年 11月 09日
空気と水の脈を意識して林を見る
見方が変わってきたのを実感する。
いつものように配達先へ山の中を抜けて車を走らせていたが、
道路の側溝は全て三面コンクリートで作られている。
加えて道路の法面は、コンクリートで覆われている。
田んぼの水路も運転中に見ることが出来たものは全て同じ。
どこもかしこもだ。
コンクリートの側溝はいいものだとつい先日までは思っていた。
田の水路では日々の手入れがいらず、春に水を引く前に底に溜まった
砂利や土を鍬で取り除けば、それでほぼ一年は何もしなくていい。
でも勘違いしないようにしたいが、全てがわるいわけではない。
アスファルトの道路、コンクリートの側溝、全て無料で使えて
便利さと快適さを享受しているのは他ならぬ自分自身である。
矢野さんの講座では、こういったコンクリートの建造物を
批判することなく、どうやってもとの健全な土壌を取り戻す手助けが
出来るか、と一点に絞られていた。
当店が借りている田も例にもれず、水路は三面コンクリートである。
この冬、田の溝掘りを空気と水の脈を意識して行うが、
空気が滞っているのは田の土だけではないのかもしれない。

