2016年 02月 09日
農道法面の空気通し 続き
やはり田の詰まり解消にはつながらない気がしてきました。
コンクリートU字溝による空気と水の遮断は、思った以上に深刻です。
おそらく、経年劣化が進み、コンクリートがひび割れ
U字溝の外側に水が浸入しているように見えます。
そのため、意図的に水を張る場所ではないにも関わらず、土のグライ化が
進んでいます。
グライ化が進めば、空気は通らず、草も根を伸ばすことは出来ません。
その結果、乾湿を繰り返し、やがて崩れます。
今ここの法面はU字溝から30センチほど法面に沿って、常に土が
じっとりと湿り、すでにU字溝向かってに崩れかかっている状態です。
場所によっては、小動物(によると思われる)がU字溝間際に穴を掘り、
そこから空気が出入りしているため、空気と水が通っています。
そういったところは、U字溝間際にも草が生え、土の流亡を防いで
います。
この法面の状態が続けばいずれ、農道の崩れにもつながりかねません。
田の詰まり解消には関係のないと思われる場所ですが、少しずつ
手をいれ続けたいと思います。
有限会社 安達商店 ホームページ
http://www.adachishoten.com/
ご感想・お問い合わせ
adati577@lime.ocn.ne.jp