2017年 02月 21日
「酒米、地方色醸す」とあるけども
「酒米、地方色醸す」とある。
この記事の中に
「2017年の酒米需要量は9万8千~10万トンと推計される。
調査では山田錦が3万4900トン、五百万石は1万9500トンを占める」
上記2品種で全体の半分以上を占める構図は、飯用米の現状と
似てるところがある。
「地酒」と表していても使っているのは県外産の山田錦
というお酒が多く感じる。
私は別に山田錦を使っていても、良いと思うのだ。
良いお米を求めた結果、県外産を使うのも良いと思う。
ただ、ちゃんと造ってくださいと本当に願う。
生酒はもういいから。
プンプンたつ香りはつけないでくれ。
日本酒の市場が年々縮小している時に、珍しい品種で作った
お酒よりも、お燗しておいしいお酒、つまり造りのしっかりした
完全発酵されたお酒の良さを広めるのが先なのではないかと。
はっきりいって、山田錦何それ?って人が多い中で
これは珍しいお米で~とか言っても響かない。
冬場に5度くらいまで冷やした日本酒じゃ、量は飲めないでしょ?
冷たい飲み物はビールにまかせておいて、日本酒は
地元の酒米を使って、お燗にしてうまい酒を造ってください。
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