2018年 01月 10日
娘の歌は否定形 #431
しかし、後半部分を全て否定して歌うのはうちの娘だけではないだろうか、という話。
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長男が生まれてしばらくは、娘は僕の実家から保育園まで通っていた。
車で30分ほどかけて送るため、娘と車内で歌を歌ったり、窓から見える景色のことを話したりと、なかなか濃い時間を過ごしていた。
この日もいつものように、「どんぐりコロコロ」や最近覚えた「ももたろう」の歌などを一緒に歌っていた。
いわゆる童謡も歌うが、わりと新しい歌も歌っているようで、僕が知らない歌もままあり、その都度娘に「何で知らんの?」という顔をされている。
さて、そんな娘だが「雪やこんこん」はまだうろ覚え、「北風小僧のかんたろう」は知らなかった。
それは突然訪れた。
娘は僕の突っ込みがよほど気に入ったらしく、バカウケし、それからずっと我が家の「雪やこんこん」は犬も猫も何にもせず、ただ飼い主の人間と共に雪を眺めるという、全く別の世界観の歌になったのであった。