2018年 02月 14日
ぶつ切り剪定後からの樹勢・樹形回復はどうするか #466
これは庭に植えてある蝋梅の約一年半前の姿。
ここからの蝋梅の樹形・樹勢回復をどうするか考えた結果、「そのまましばらく放置」することにした。
太い枝で落とされた部分からは不定芽と呼ばれる芽をいくつも出す。
撮影は11月のもので、まだまだ緑の葉を繁らせている。
特に不定芽の上部が込み合ってきていた。
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そこから三か月後の様子がこちら。
先ほどの写真で分かるように、11月でもまだ青々とした葉を残していて、なおかつ頂上部が混みあっているため「木漏れ日」というより「日陰」になってしまっていた。
そのため、再び剪定の要請が来たので、このたびは少し太い不定芽を落とし、頂上部も更に落とすことになった。それが12月の中頃のこと。
ぶつ切りが行われた時から1年9カ月経っても、この不自然な樹形が回復してこない。
不定芽から枝が伸びないことには、この樹形は変わらないのではないだろうか。
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新しく伸びた枝からは、このように花が咲く。
真冬に咲く薄黄色の花はとてもきれいだ。
蝋梅を植えた理由はこの花であり、不定芽を伸ばしたままでは、なかなかこの花が咲かないため新芽を伸ばしたいと言われるが、これ以上の無理な剪定を繰り返したくない。
これから春が来れば、新しく枝を伸ばし始めるだろうから、今後も樹形を整える意味での剪定を続けていきたい。
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