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子供に発する言葉は慎重にという話 #473

三歳のお年頃の娘を持つご家庭ならまず共感してもらえると思うが、この頃から親の口癖というか、発する言葉の真似が始まる。

「じゃけー、⚪⚪じゃねーかぁ」

なんて地域特有の方言なんぞは真似をするたび可愛い!なんて思うが、

「しょうがねー、がなー?(仕方がないの意)」

とか、

「お金が無いの」

とか真似され出すと、さすがに発言には気を付けなと思うわけです。


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妻から聞いた話だけど、知人とこのお子様は「めんどくせー」をやたら真似するらしい。
また別の知人とこのお子様は「お金がないの」と残念そうに話すらしい。

いずれもあまり子供の口から聞きたくない言葉ではあるのだけど、口にしている側はおそらくその意味を理解して話すというより、語彙を増やすことに夢中になっているふしがあるように思う。

だから、親が次から気を付けて口にしないようにすれば、また別の言葉を真似て話すことになるのだから、思い出程度に納めておけばいい話で神経質になるほどのことではない。

ただ、大人になってからは、ある種の口癖にはある程度というか、かなり気を付けたほうがいい。


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僕も気をつけていることで、「でも」「だけど」「しかし」といった逆接の接続詞を会話中に使わないこと。

冒頭に上げたような言葉の真似は子供の語彙を増やすという意味では、寛容に受け止めてもいいと思うけど、この逆接を頻繁に使うようだと、少しマズい気がする。

子供の口癖や真似は楽しめる一面があるけど、ドキッとさせられる一面もある。

その時は、「そんなことどこで覚えたの」とか「そんなこと言っちゃいけません」と注意する前に、まず自分の普段の話し方を見直してみたほうが良い。


食事中もマシンガンのように話しまくる娘で、ここ最近ずっと聞き役に回っていますが、時々「お父さん、話していいよ」とお許しが出ます。
語彙が増えてきて、より賑やかな食卓になり嬉しい限りです。




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by asse_everblue206 | 2018-02-21 22:29 | 考えごと

有限会社安達商店 四代目のブログ 米屋で自然栽培農家でフルマラソンランナー。


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