机周りと、ペン立ての片づけを早速行った。
広々とした机周りは確かに心地よく感じるし、ペン立てはペンを選ぶのに迷うことが無くなったことは確かに良いと思う。
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これまで進んで「片づけ」というものをやってこなかったのは、「片づけ」はあくまで片づけで、それを仕事とは思ってこなかったからだ。
だけど、この本を読んで「片づけ」はそれ自体が業務の一貫で、仕事の能率や効率をあげるものだとなんとなく理解出来た。
そこで、まずは机周りを片づけてみた。
「壁際に不要なものが溜まる」と書かれているように、既に不要なもの、必要だけどなんとなくここに置いておこうといった書類が以前は右端の壁際に山のように積んでしまっていた。
それらを片づけただけで、得られる解放感はたまらない。
中でもペン立てに関しては一回一回迷うことがなくなった。
どこか古き良き昭和の匂いが漂うこのペン立てには、基本の黒と赤を一本ずつにした。
これだけで、使うときに迷わず選べる。
それが、こんなだったらどうだろう。
たぶん、使おうとするたびに、一瞬迷う。
その時間はほんの一瞬かもしれないけど、塵も積もれば様々なロスが生じる、と本にも書かれてある。
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「片づけ」は単なる物の置き場の移動ではない。
「片づけ」をすることで、使いやすく、無駄を省き、仕事の効率があがらなけらばならない。
そんなことに気付けて、丁寧に教えてもらえる良書。