スーパーの惣菜はほとんどが冷凍食材、もしくはその調理品ということは知っているけど、巻き寿司の具もそうだとは知らなかった。
スーパーによっては「手作り⚪⚪」、「当店で作っています」と書いてある旗や、パッケージを見ることがある。
何をわざわざ書いてるのだろうか、手作りなんて当たり前では?と思っていたけど、それは特別なことなんだなと今では思う。
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改めて「手作り」とは何なのだろうかと考えると、「暮らし」であり「生きる」ことそのものだと感じる。
現代の日本で、食べるだけなら作られた物を買えば済む。
わざわざ少なくない時間をかけて、食材を調理することは生きるために行うことだ。
そのための思考と過程を今では簡単に省略出来てしまう。
そして大袈裟に言えば、作ってくれる人に命を預けているとも言える。
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スーパーは安く売るために、人件費を抑えることは必要なことだ。
そのために調理済みの食材を使うことにはメリットがある。
家庭でスーパーの惣菜を使う場合も、人件費(自分の時間)を削減する意味が込められている。
その削減された時間と引き換えにしているものは何かと少し考えてみることも必要なんじゃないかなと、今回改めて思った。
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