種籾の温湯消毒にはガスコンロを使っています ＃５２９

種籾の温湯消毒にはガスコンロを使っています。

２町分くらいの籾量ですと十分対応できます。

寸胴鍋を使っているので、一度に４kgほどずつの作業となり、それなりに時間はかかりますけどね。

専用の機械がありますが、使用する種籾量が20kgぐらいならガスコンロが手軽でおすすめです。



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塩水選から、温湯消毒をして浸種に入るまで30分以内に行うようにしています。




まずは、塩水の比重を1.13にして塩水選を行います。

自家採種した籾を比重1.15でかけると、かなり籾が浮いてしまったので、ここ二年は1.13でかけています。(それでも、1割ほどは浮いてきますが)


塩水選後、塩水を洗い流し、温湯消毒を行います。




65度まで温度をあげておきます。

4キロほどの籾をつけると、だいたい4度くらい下がるので、60度～62度くらいに落ち着いて、そこから7分を計ります。

もし59度まで下がった場合は、速やかに火力を上げて、60度以上にしてください。

最低60度はないと、消毒の効果は薄まる可能性があります。




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ガスコンロはガソリンスタンドで貸してもらえます。

持っていないし、近くに借りれるところも無いという方は、お風呂にお湯をはっても出来ます。

僕は初年度は、大きめの発泡スチロールにお湯を張り、沸かしたお湯を適宜足しながら消毒を行っていました。

その時はお風呂場と、台所を猛ダッシュで行き来してました。

専用の機械があれば楽だと思いますが、どんなやり方であれ、60度のお湯に7分～10分浸ければ効果は同じです。


とりあえず今持っているもの、借りれるもので始めてみれば良いと思います。






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