人気ブログランキング | 話題のタグを見る
NEW POST

水稲の育苗用にトンネルを作るには「トンネルメッシュ」がおすすめです #544



水稲の育苗は保温折衷苗代でトンネル管理をしています。

そのトンネルを作るために「トンネルメッシュ」という資材を使っています。

以前は「FRP製のポール」を使っていましたが、設置後の耐久性から今はトンネルメッシュを採用しています。



****



トンネルメッシュとFRPポール




トンネルメッシュとは、このようなアルミ製の支柱のことです。

水稲の育苗用にトンネルを作るには「トンネルメッシュ」がおすすめです #544_b0328796_05550171.jpg



「FRP製のポール」とはこのようなものです。

水稲の育苗用にトンネルを作るには「トンネルメッシュ」がおすすめです #544_b0328796_05551268.jpg


苗箱を並べた後、どちらかの資材を使いトンネルを作ります。

そして、上からひ被覆資材をかけると、このようになります。


水稲の育苗用にトンネルを作るには「トンネルメッシュ」がおすすめです #544_b0328796_05552678.jpg



それでは、それぞれのメリットとデメリットを述べたいと思います。

 

トンネルメッシュのメリット、デメリット


メリット

・頑丈。
健苗シートなどの少し思い被覆資材を置く時にも頑丈なので、安心して作業が出来ます。
・設置が簡単。
ポンと置くだけでトンネルになります。
・トンネルの高さが揃う。
買い足しをしても、同じ規格なのでトンネルの高さがそろいます。


デメリット

・広い保管場所がいる。
幅が二メートル以上あるので、保管場所もそれなりに必要です。
・重い。
一つずつは大したことはありませんが、まとめて運ぶとなると重いです。


FRP製のポールのメリット、デメリット


メリット

・軽い
まとめて持っても軽いです。
・保管場所に困らない。
立てて保管します。ほとんど場所をとりません。
・価格が安い
少し買い足すにしても一本が100円もしないです。


デメリット

・トンネルの高さが揃わない。
一本一本地中に指してトンネルを作る性質上、高さを揃える必要があります。土の柔らかさにより、深く刺さなければならない場所もあります。
・グラグラして不安定。
今使っている「健苗シート」のように少し重いシートを乗せる時は数使わないと少し不安定です。軽いポリシートでは問題ないかもしれないですが。



****



トンネル設置の簡易さと丈夫さを求めるなら、トンネルメッシュがおすすめ




あるホームセンターの販売価格を紹介します。

トンネルメッシュの価格は、一つ1,970円(税別)

FRP製のポール(2m10cm)は10本で、798円(税別)


トンネルメッシュの枠が13本あり、それに合わせてポールを3本買い足したとしても、トンネルメッシュはポールのおよそ倍の価格です。


初めはその価格と、保管場所がいらないことのメリットを感じてポールを選んでいました。

でも、トンネルメッシュの設置の簡易さを知ってからは、デメリット以上にメリットを感じています。


どちらも大切に使えば何年も使用が可能な素材で出来ています。


トンネルを簡単に作りたいと思っている人には、トンネルメッシュがおすすめです。




29年産 自然栽培米 発売中
・朝日・きぬむすめ・にこまる
http://komeya4th.exblog.jp/28032771/

有限会社 安達商店 ホームページ
http://www.adachishoten.com/

ご感想・お問い合わせ
adati577@lime.ocn.ne.jp


by asse_everblue206 | 2018-05-10 11:26 | 自然栽培(苗・種籾)

有限会社安達商店 四代目のブログ 米屋で自然栽培農家でフルマラソンランナー。


by asse_everblue206