コンクリート水路に生えてくる草で早めに抜いておいたほうが良い草は、アメリカセンダングサです。
成長すると1m50cm〜2mまで大きくなり、大量の種を落とします。
そのため、見つけたら早いうちに抜いておくことをおすすめします。
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今年も苗代で苗の管理を行っています。
朝日ときぬむすめは順調に芽が出てきています。亀の尾はまだまばらです。
さて、苗代に行くついでに毎日行っていることがあります。
それは、コンクリートの水路に生えてくる草抜き。
草抜きは田んぼの中だけでなく、水路にまで及びます。
コンクリートできれいに舗装されている水路に草が生えるのか?と思われるかもしれませんが、生えてきます。
コンクリートから直接というわけではなく、コンクリートに付着した苔の上で発芽し成長します。
その中には、アメリカセンダングサという草があります。
この草は放っておくと自分の身長より大きくなります。
小さいうちは抜いたものを水路脇に置いておいても、すぐに干からびて無くなりますが、身長くらいになったものは歩くのにも邪魔になるほどです。
管理の行き届いていない水路では、よく7月辺りには立派に成長したこの草が水路から顔を出しているのを見かけます。
田んぼに直接影響はないものの、水路の管理を怠っていると見られます。
稲を初めて育ててる人は、これから畦の草刈りが大変な時期になってきますから、早めに水路の草を抜いておくことをおすすめします。