2018年 05月 17日
水稲苗の露地育苗には「健苗シート」を使っています ♯551
健苗シートとは
僕が使っているのは、積水フィルム製の低発泡ポリエチレンシートです。
幅210cm×長さ25mのものです。
この大きさが幅120cmのトンネルメッシュにピタリとはまります。
関連記事:水稲の育苗用にトンネルを作るには「トンネルメッシュ」がおすすめです #544
このシートは、保温・保湿、遮光だけでなく、昼間の急激な温度変化を緩和してくれます。
年々劣化しますが、3年くらいは十分使えます。
繰り返し使えますが、破れやすくはなってきます。
健苗シートの役割
保湿の効果
遮光の効果
3枚目の葉が開いた辺りからシートを取ります。
それまでは、直射日光を当てないようにしています。
今年の苗の出来具合
苗代に苗箱を置いて1週間経ちました。
1枚目の葉がそろそろ展開するかなといった段階です。
二枚目の葉が出てきているものもあります。
この時期は日中はずっとトンネルは開放し、風を通し25度以下になるように管理しています。
健苗シート内は直射日光が当たらない分、外気が30度を超えなければ、トンネル内も超えることはありません。
ベタがけ、トンネル管理のどちらでも使いやすいシートです。
育苗資材を迷っている方、うまくいかなかった方には、一度試してみる価値はあります。
インターネットでも注文できますし、近くにホームセンターがあれば売っています。
参考:いない Online Shop
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