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ロータリーによる代掻きと均平作業 重要なのはロータリーカバーの固定と砕土の程度 #567



ロータリーによる代掻きで均平がある程度取れるようになったので、まとめておきます。

ポイントは、ロータリーカバーの固定と、代掻きによる砕土の程度にあります。


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代掻きの第一の目的は均平をとること


代掻きの本来の目的は、均平をとることです。

過去五年間、実はそれを意識せずに行ってきました。

意識していたのは、除草です。

一回目の代掻きから間を空けて、二度目の代掻きで草を浮かし取り除く、という管理をしていました。

動力の除草機があるために、草を生やしても後から抜けると思い、生えたら抜くことばかり意識していたのです。

でも、草によっては一度生やすと除草機を使っても抜くことが難しい草があります。
それが、ヒエ。
ヒエは少しでも土が水から出ていると、たちまち芽を出してきます。

水から出た部分は、空気に触れているので固くなります。
土が固くなると、いくら除草機でかき回してもヒエを埋めることも、浮かすことも出来ません。
そもそも、水から出ている箇所なので、浮かすことは出来ません。

少しかき回した程度では、次回除草に入る頃には成長してしまい、ますます抜くことが困難になります。

ヒエの多い田んぼではヒエをそもそも生やさないために、田んぼの均平がより重要な意味を持ちます。





ロータリーによる均平作業のポイント三点


いざ、田んぼの均平をとろうとしても、なかなか上手くいきませんでした。

高低差を無くすということは、土を移動させるということです。

今回試してみた現時点でのロータリーによる均平作業のポイント二点を説明します。

一、ロータリーカバーを固定する



二、浅水で代掻き



三、砕土の程度に注意する





一つ目、ロータリーカバーをバネが効かない位置まで上げて固定します。

ロータリーカバーには目的に応じて、バネの効く程度を変えることが出来ます。

今使っているロータリーは三段階に調節が出来、耕起の時は土を押さえずにふっくらと起こしたいので、固定位置を真ん中にしています。
普段は代掻きも同様の位置にしています。


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今回は土を移動させる目的があるので、カバーが動かないようにもう一つ下の位置に固定しました。

固定ピンを一段下げるということは、カバーを持ち上げることになります。

すると、バネが効かない状態になりロータリーを下した時に、グッと土をつかむことが出来るようになります。



二つ目、浅水で代掻きを行います。

代掻き後に土の上に3センチほど水が乗る程度に水の量を調節します。

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ほとんど土が出ていますが、代をかくと土の高いところと低いところがよく分かるようになります。


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水が深いとせっかく土を動かそうとしても、その場所が分からなくなりますので、代掻き前の水の張り具合は重要です。



三つ目、砕土の程度に注意します。

土の塊が大きすぎても、小さすぎても上手く土を運べません。
塊が大きいままだと、表面をなでるだけになり、小さすぎると細かい粒子だけの移動になり高低差を直したつもりで直っていないことになります。

今回は主変速3、副変速1、PTO1で耕起時と同じ速度と回転数で行いました。

春先耕起一回、拳大の大きさに起こしていますので、一度通るだけでは塊がそれほど小さくならなかったので、もう一往復しました。


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タイヤ跡が通過時には残るけど、ロータリー通過時に埋まる程度が土を動かしやすいかなと思います。



代掻きに時間を費やす必要性


ロータリーカバーを固定し、土が適度な大きさに出来たら、土の高いところまで移動し、低いところまで引っ張ります。

移動の際には、ロータリーを下ろしタイヤ跡を残さない程度まで下げます。

オートロータリー(深耕の自動制御)を切り、ポジションコントロール(手動制御)に変えます。
高い位置まできたらロータリーを下ろし、土をつかみ移動しますが、削りすぎないように注意しましょう。

水の張り具合にもよりますが、浅水で作業を行う場合、ロータリー通過後に一気に水が流れ込むのは削りすぎかなと思います。

二反の田んぼの代掻き2往復と均平作業に合計で4時間半ほどかかりました。
通常の代掻きの倍以上の時間を費やしていますが、この労力に見合うメリットはあると思っています。

田んぼが平らであることは、それだけで草の抑草になるからです。

これは除草剤の使用の有無に関わらず、稲作りの基本であり、最重要技術です。

特に除草剤を使わない場合は、よりその精度を高めなくてはいけません。



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ロータリーで代掻きがうまくいかない方は、ぜひ参考にしてみてください。







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