2018年 12月 14日
カビを一発除去!? 洗濯槽の掃除には過炭酸ソーダ(ナトリウム)が効果的
大掃除の一つとして洗濯槽の掃除をしました。
使ったのは、「過炭酸ソーダ」という粉末剤です。
洗濯槽がなんか臭う
普段からマグちゃんを使っているから、洗濯槽もある程度きれいになっているだろうと思ってました。
マグちゃんとはランドリーマグちゃんという純度99%のマグネシウムの粒のことです。
マグネシウムは水と合うと還元作用により、水がアルカリ化し、そのアルカリ化した水は洗浄作用があり化学洗剤を使用した時と変わらない洗浄力があるようです。
加えて、そのアルカリ化した水は洗濯槽、更には排水ホースまできれいにしていくとのこと。
こちらの記事で書いています。
そのマグちゃんをかれこれ7か月ほど使っていますが、どうひいき目に見ても(臭っても)やはり洗濯槽はちょっと嫌な臭いがする。
まあ、大掃除の季節でもあるし、この際洗濯槽の掃除を本格的にやってみることにしました。
酸素系の過炭酸ソーダ(ナトリウム)の使い方
塩素系の洗濯槽クリーナーを使ってもいいのですが、酸素系の過炭酸ソーダを選びました。
使用後は同じ汚水を流すわけですが、塩素系よりは酸素系のほうがましかなと思ったので。
いろいろサイトを見る限り、10リットルの水に100gの過炭酸ソーダが目安とのこと。
うちの洗濯機は満水時63リットルだったので、ひとまず580gを用意。
(100均にも売っています。100g単位の物、160g単位の物(激落ち君シリーズ)があるようです。事前に100g買っていたので、160gを三つ追加で買いました。)
40度~50度のお湯が良いらしいので、風呂の残り湯を使用。
実際の掃除の仕方は
一、お湯を満水に張る。
二、過炭酸ソーダを適量(100g / 10リットル)入れる。
三、8時間ほど浸け置き。
四、浮いてきたワカメ(のようなもの)をすくい取る。その後、10分ほど「洗い」モードで洗濯機を回す。
五、浮いてきたワカメをすくい取り、排水。
六、再び満水に水を張り、「洗い」モードで洗濯機を回す。
七、濁り、及びワカメが無くなるまで繰り返す。
以上です。
いくつか補足していきます。
二、の過炭酸ソーダを入れた後、かるく「洗い」モードで数分回すと良いです。
100g / 10リットルの割合だと、そのままだと底に過炭酸ソーダがとどみます。
拡販しておくほうが良いと思います。
四、の浸け置き後に浮遊物が少なければ、すくい取らなくても大丈夫です。
今の洗濯機は使い始めて5年になりますが、その間数度妻が洗濯槽クリーナーを使って掃除してくれていたこともあり、ワカメの量はそれほど多くはありませんでした。
その後の「洗い」モードで回した時は水が真っ黒になりましたが、排水口に汚れが詰まるということはありませんでした。
代わりに底にとどみましたので、キッチンペーパーでふき取りました。
糸くずフィルターは都度洗っておくほうが良いです。
ここに結構ワカメが引っ掛かります。
六、の二回目以降の満水に張る時は、「洗い」モードで水をためるのが良いです。「すすぎ」モードだと始めに脱水を行うため、時間がかかります。
洗濯機によっては「洗濯槽掃除」モードがありますが、このモードで使用が可能なのは塩素系クリーナーです。
うちの洗濯機にもその機能がありまして、60分で洗浄が可能です。
しかし、浸け置き時間は20分だけです。
さすがに20分だと効果が薄いと思うので、しっかり汚れを落とすためにも一つ一つの工程を手動で進めることをおすすめします。
洗浄と脱臭の効果は?
入浴後、風呂の湯がまだ温かいうちに洗濯機にためて、過炭酸ソーダを投入したわけですが、その洗浄力には驚かされました。
洗濯槽の水は見事に真っ黒になりました。
これは、内側の黒カビなど汚れが落ちているということでしょう。
洗浄後は、ほぼ無臭になりました。本当に驚きました。
今後は、年に一回と言わず、半年に一回くらいで掃除したいですね。
洗濯槽をこれから掃除される予定であれば、過炭酸ソーダを試していただければ。
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