2018年 12月 16日
ドローンを買うなら高額機種だなと思った話
ドローンの体験会に参加してきました。
そこで感じたのは、ドローンって思ってたより身近なものになってたんだなといった実感でした。
ドローンを初めて操縦する
近くの体育館でその体験会は行われていました。
定員が10名とチラシには書いてあったため、確かにひっそりと開催されている雰囲気。
まずはパソコンを使ったシミュレーションで運転に慣れてから、とのこと。
画面を見ながら、実際に操縦時に使用するドローン送受信機(プロポコントローラー、プロポ)で操縦の練習。
それに慣れたら、現物の試運転をさせてもらうという流れ。
で、その現物は二台あって、一台は1万円弱のもの。もう一つは10万円超えのもの。
操縦のし易さという極めて素人的な考え方で選ぶとすれば、ダントツで10万円超えの高額機種が良いと感じました。
空中の制御機能が高額機種になるほど精巧
シミュレーターでの操縦練習を終えて、まずは1万円のドローンの運転から。
今どきの(?)ドローンは安くても性能が上がっているらしく、1万円くらいのドローンで高さの制御はできるようです。
プロポでグーッと機体を操縦し上昇させて離すと、思った高さで止めることが出来ます。
ただし、左右の制御は効かないようで、風が吹くと流されていきます。
また、前後左右に機体を動かし止めた時、慣性を制御できず少し流れてしまいます。
床に置かれていた輪っかに着地させようとするも、少しずつ流れるためなかなか難しいです。
一方、10万超えの機種の場合は、先に述べた機種の操作精度が格段に上がっていました。
まず、ぶれない。
上昇させようが、前後左右に動かそうが、ピタッと止まります。
あと、少々の風が吹いていても、ブレが少ないようです。
スマホをプロポに装着して、機体のカメラが映す映像をライブで見ながら運転出来るのは近未来的で良いです。
米作りにおけるドローンの使い道
ただ写真や動画を撮影するためだけなら、ドローンはいらないかなといった感想でした。
仕事で動画の撮影に使う場合、今回使用した10万円クラスのドローンで十分と聞きました。
確かに、上空からの撮影は魅力的です。
フェイスブックなどでたまに流れてくる上空から撮影した稲刈りの動画など、普段の目線でのものとは違い「おぉーっ」と目を惹きますしね。
広報としての使い方も良いですが、導入するなら実用的に使いたい。
米作りにおけるドローンの使い道は、タンパク含有量の計測、稲刈り時期を決めるための登熟歩合の確認など、これまで人工衛星でしか出来なかったことが、個人で行えることだと思います。
少し調べてみても、そうしたカメラを搭載したドローンや、そのカメラを販売しているようですね。
ドローン検定の教習費10万円弱、ドローン本体の購入費10万円以上、合わせて20万円以上の、機種によっては50万円くらいになるかもしれない費用をどうみるか。
名前だけ聞いたことがあったドローンですが、今回実際に運転してみて実は結構身近に(価格的にも)なってたんだなと実感した次第です。
お近くで体験会があれば、参加してみるのはいかがでしょうか。
ちなみに体験会へは子供連れでも大丈夫でした。運転も少しですがさせてもらえました(担当者によると思いますが)。
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