フルマラソンサブ4を達成して今思うこと

まずは、今年の総社吉備路マラソンを昨年の西日本豪雨の被害の復旧が途上であるにも関わらず開催していただいたことに感謝します。また運営に関わる多くのスタッフ、そしてボランティアの方々に感謝いたします。
皆様本当にお疲れ様でした。
僕たちランナーは皆様のおかげで走り切ることが出来ます。

そして、僕の家族に感謝します。
妻の協力無くして日々のトレーニングは出来ませんでした。僕は基本的には日曜日だけが休日で、子供たちとたくさん遊べるのは日曜日だけという環境である中、その時間をトレーニングに費やしたこともあり、その度に娘や息子を任せっぱなしということもありました。　
娘と息子には、父ちゃんと遊べず悲しい思い(をしてたかどうかは分からないけど)をさせてしまいました。
僕だけが走ってたわけじゃないとつくづく思います。



＊＊＊＊

さて、それでは本日のマラソンの結果です。


苦しかった。何度止まって歩きたいと思ったかしれない。
　
結果は、二回目のフルマラソンになるこのたびの総社吉備路マラソンにてなんとかサブ4を(ネット記録で)達成！！

4ヶ月間トレーニングした結果を出せたことや、無駄では無かったなという思いがあります。


そして、走り終わっての率直な感想を言えば、想定内だったな、と。

　
※以下は少々偉そうなことを書きます。
マグレかもしれないし、たった一度のサブ４でこんなことを言うのもなんですが、それなりに事前にトレーニングしてきた結果ではありますのでご容赦くださいませ。
　
　
＊＊＊＊

初めてのフルマラソンは六時間ギリギリで、ほとんど練習してなかったのだから走りきれただけでも(後半はほとんど歩いていたけど)良しと言える。

でも今回は違う。

サブ4で走り切るためのトレーニングをずっとしてきました。

それこそ、練習で走った30キロや20キロのタイムを見ても、十分サブ4が可能な走力が見についていたと思う。

それでも走ってみなければ分からないのがフルマラソンの怖いところ。
例えば後半型で走ると決めていたにも関わらず、前半にとばしてしまい後半失速、サブ4失敗なんてことが十分ありえる。

僕も実は後からスプリットを見返すと前半16キロ付近で最速にとばしていました。『前半はゆっくりですよ。ホッホッホ』と、とばしたい衝動に駆られるたびに小出監督(の著書を参考にトレーニングしていたため)に頭の中で、安西先生みたいに言われていたにも関わらずである。　
　

普通なら失敗してもおかしくなかった。
でも、何故達成出来たのかを考えてみると、もうこれは『思い込み』なのではないだろうか、という結論。

あれだけ練習したし、十分サブ4で走りきれるという思い込みが強かったのではないかと考える。

ラスト二キロはほぼ意地で走っていて、サブ4以外はありえない、とずっと思っていました。

まあ、結果が良かったからこんなことが言えるのだけど、想定内の結果はあまり感動がなかったなという感想です、正直なところ。
　

　
＊＊＊＊


では、これに一過性ではなく再現性を持たせようと思えば、やはり日々のトレーニングで全力を出すこと以外に無いのではないだろうか。

練習で走るスピード以上のスピードは本番では出ない、のが当たり前。
であるなら、練習中に可能な限りスピードを出す訓練が必要である。
本番３０キロ過ぎにスピードを上げようと思えば、トレーニングでの２０キロではそれなりのスピードを出せるように走り込むことが肝要。　

ラスト2キロで僕を追い抜くランナーを見てて、そこには地力の差、というか意地だけでは出せない力の存在を強く感じました。
このくそしんどい場面でスピードを出せる、または落とさないという強さは、日々のトレーニングにおいてどれだけ全力を出しているかによる。
　

そして、その日々のトレーニングを支えるのが生活習慣である。

僕の場合、トレーニングをする時間は基本的には早朝しかなく、早朝に時間をとるためには早起きをする以外にない。
これまでと大きく違うのはこの早起きが習慣化出来たことだと思う。


完走(歩かず走り切る)を目標から、サブ4への目標へと上方修正し、フルマラソンの知識を得て練習内容を見直し、そして実践。

結果を出すためには、結果を出せる生活習慣が必要だなと思った次第です。



＊＊＊＊

おまけ。


もう限界だー！って思いながら走ってたラスト1キロ。なんとかサブ4は達成出来たかとゼーゼー息を切らして間もなくゴールというところで、まさかのアナウンス。

『さぁー、サブ4まで１分切りましたよー！』

えっ？

僕のスマホのタイムでは、まだあと三分ほど残してますが？

『さぁー、あと10秒！9、8、。。。』


ちょっと待てーーー！！！

とラスト50メートルほどを、もうダッシュ！

それまでぜぇぜぇ言ってたのにスパート出来たことに自分自身が一番驚きました。

まだ余力あったんかい、と。


これはグロスタイム(出走の号砲からのタイム)のアナウンスだと知ったのはゴール後でした。
　
次回はこの余力を巡航スピードに乗せれることを目標にします。





29年産 自然栽培米 発売中
・朝日(完売)・きぬむすめ・にこまる
http://komeya4th.exblog.jp/28032771/

有限会社　安達商店　ホームページ
http://www.adachishoten.com/

ご感想・お問い合わせ
adati577@lime.ocn.ne.jp