昨年秋に立てた畝間に蒔いたヘアリーベッチ。
冬の間はチロチロと芽が出ているだけでしたが、春が近づくにつれてメキメキと成長する様はちょっと目を疑うほどでした。
あのカラスノエンドウが圧倒されていて、え?(ヘアリーベッチは蒔いても)大丈夫なん?と思ってしまうほど。
山盛りになったヘアリーベッチをどうしたものかと考えた結果、ひとまず通路に集めて押し倒すことにしました。
(そもそも通路に種を蒔いてたから。)
始めは草刈り機で刈って敷こうかと思っていました。
現代農業や「土を育てる」を読んでいると、「生きた根」が大事とのこと。
畝にかぶせてしまうと、夏野菜の苗を植えにくいよなと思ってのことです。
でも、後から考えると、畝に敷いていたほうが土の被覆になっていたってことですよね。
結局、苗を植えた後に、畝に刈草を敷いたのですから。
5月に押し倒したヘアリーベッチは、6月の今はすっかり消えてしまいました。
そういえば、川の土手を車で走っていて、法面にヘアリーベッチだろうと思われる花を今年はよく見かけます。
もしかして、除草か抑草目的で種を蒔いてたりするのかな。
小さな畑の中で、それこそ少ししか蒔いていない種の量で、モリモリと大きくなったその草の様子を見たら、いくら抑草目的だとしても、生態系が著しく偏ってしまうのでは?とふと思ってしまうが、どうなんだろうか。